教育

絵本『くるくる』は、上下さかさまお構いなし!子どもがくるくる回して楽しむ絵本です!

絵本くるくる

こんにちは、夫婦ブロガーのペギー@3男児の母です。

 

次男坊(2歳)
次男坊(2歳)
こえ、よんで!こえ、よんで!

 

保育園から帰ってくるなり、次男が私の顔の前に突き出したのは一つの絵本。

ペギー
ペギー
今からご飯の準備をしようと思ってたのになー

と困り顔の私のことなどお構いなしに、その場に座り込んで両手で自分のひざをぽんぽんとたたく次男ちゃん。

それを見ていた長男も、次男の隣にぴったりとくっついて座り、読んで!読んで!とアピールします。

ダイキチ
ダイキチ
仕方ない!よーし!読むぞー!!

 

子どもがその気になっているときは、時間の許す限り付き合ってあげましょう。

後のことは、後回し!

三男坊よ!そのままスヤスヤ眠っていておくれっ!←ここ重要(笑)

 

今日の絵本は『くるくる』 額田宣彦作 (福音館書店)

表紙には赤い車が描かれています。

あなたには、この赤い車が止まって見えますか?動いているように見えますか??

 

子どものその気を引き出す方法!たったこれだけで、子どもがおもしろいほど乗ってくれます♪こんにちは、夫婦ブロガーのペギー@3男児の母です。 言葉が達者になってきたもうすぐ5歳の長男くん。 「この言葉で誉めてもらう...

 

作者の額田宣彦さんは画家さんです

絵本『くるくる』の作者の額田宣彦さんは画家さんです。

画家である額田さんは、絵本の制作手順についてこのようにお話されています。

絵本を作るにあたり、私の場合はまず絵をイメージし、描きます。(中略)それから、絵に合う言葉を探します。(中略)私は画家ということもあって、どうしても絵が先に浮かんできます。(引用:作者のことばより)

 

なるほど、絵本作家さんは、ストーリーから挿絵を考えているとばかり思っていたけれど、絵からイメージして言葉を充てることもあるのですね。

 

『くるくる』を読み進めていくと、ふとしたことに気がつきます。

 

絵本の中に出てくる車やゴンドラが、絵本の中をくるっと一周するように描かれているのです。

これは、絵本をいつも上下さかさまにして眺めている次男@2歳にはもってこいだと思いました。

2歳のころの長男もそうでしたが、幼児はなぜ絵本を上下さかさまにして読もうとするのでしょうか?

人によっては「絵本の向きはこうでしょっ!」と子どもから絵本を取り上げて、正しい向きに置き換えたくなるかもしれませんね。

ところが!『くるくる』ではその必要なーし!!

だって、どこから見ても車やゴンドラは正しく進んでいるのですもの(笑)

 

今回の絵本を作るにあたって浮かんできたのは、白い画面の四方の辺に沿って車がくるくると周回する絵でした。「よし、これで行こう!」とワクワクしたのを覚えています。上下左右の方向を決定しない構図に、ひとつの可能性を見出しました。(引用:作者のことばより)

 

うおーっ!やっぱり!ここに作者の意図が組まれていたのかーっ!

絵本を読んだ後に作者のことばを読んだので、絵本の構成に納得した瞬間でした。

ペギー
ペギー
こういうストンと落ちる感覚って、気持ちがいいー!

 

絵画の場合、ほとんどは壁に掛けて鑑賞するので、展示された時点で上下左右の位置が決まります。しかし、絵本は手で持って見るため、逆さまにみることも可能ですし、テーブルや床に置いて様々な方向から眺めることもできます。(引用:作者のことばより)

 

額田さんの思うところあっての構成だったのですね。

 

物の見方や捉え方はきっと無限にあります。「絵本」もそうですし、「絵画」も同じです。私は創造において、いかに柔軟な見方や捉え方ができるかを大切にしています。(引用:作者のことばより)

 

世の中には、すべてに明確な「答え」があるとは限りません。物事を捉える方法も、一方向ではないはずです。様々な可能性を常に自分の心に問いかけることは、子どもにも大人にも大切な心構えではないでしょうか?

 

子どもと一緒に『くるくる』を読んでみました

絵本を手に持った次男が、さっそく絵本を揺らし始めました。

この時点で、すでに絵本は上下さかさまです。

 

ボールがたくさんころがっているページでは、ころころ~と言いながら、絵本が揺れています。

くるまが走っているページでは、絵本が車のハンドルになります。

次男坊(2歳)
次男坊(2歳)
くゆま~くゆま~♪ぶっぶー!

ハンドルになった絵本は、右へ左へ豪快に振り回されます。

 

ペギー
ペギー
次男ちゃん!ゴンドラがあるねー!
次男坊(2歳)
次男坊(2歳)
???ちがうっ!でんしゃっ!
ペギー
ペギー
ゴンドラは知らないよね(汗)いいよ、電車で

 

さらに進むと、電車のページが。

次男坊(2歳)
次男坊(2歳)
???(あれ??こっちにもでんしゃがある。まっ、いっか)がたごと~がたごと~

 

次のページをめくった瞬間!次男の目が輝きました!!

 

次男坊(2歳)
次男坊(2歳)
でんしゃーでんしゃーながいねーながいねー

さっきまで揺らしていた絵本を床に置き、指で電車をぐるぐるなぞり始めました。

 

絵本『くるくる』は、画面の中でくるくると周回するボールや車、船やゴンドラを子どもと一緒に楽しんでもらうことはもちろんですが、絵本自体をくるくると回転させ、好きな方向から見ることでも、さらに楽しんでもらえるのではないかと思っています。(引用:作者のことばより)

 

はい、その通りです。

額田さんの思惑通り、次男は絵本を好きなように回転させたり、揺らしたりしながら楽しんでいました(笑)

 

次男坊(2歳)
次男坊(2歳)
もいっかい!もいっかい!!

 

しばらくの間、次男の「もいっかい」攻撃を受け、ママが何度も読みました。そのたびに、次男と長男がきゃっきゃっと声をあげて笑います。

ペギー
ペギー
ご飯の準備はいつできるのかな~…(汗)

 

型にはめない絵本構成

絵本『くるくる』のページをめくっていると、もう一つのことに気がつきます。

 

文字が、横一列に並んでいないのです。

 

これは、見る人が見ると、気持ちが悪くて酔ってしまうかもしれません。

 

よーく眺めていると、「くるくる」の言葉の、はじめの「く」と次の「く」の高さも微妙に違っています。

じーっと眺めていると、私も酔ってしまいそうです。

 

これも作者の意図するところなのでしょうか?

 

動きのあるものを表現しようとするとき、絵だけではなく、文字にも動きをインプットする。そうすると、目の錯覚なのか、これは動いているものだという先入観が働くのか、自分の身体が電車やゴンドラに揺られているような妙な気分になります。

 

表紙には赤い車が描かれています。

あなたには、この赤い車が止まって見えますか?動いているように見えますか??

 

ペギー
ペギー
私には、動いているように見えるんです(汗)

表紙の文字がデコボコで描かれているせいなのか、車は動くものという先入観があるせいなのか、絵を構成している線の太さのせいなのか…

自分の身体がゆらゆら揺れているように感じてしまいます。

 

ペギー
ペギー
ずっと眺めてると、気持ち悪くなってきちゃった(汗)

 

『くるくる』を子どもと一緒に読むときは

ぜひ、絵本を子どもにもたせて読んであげてみてください。

上下さかさまでも、ゆらゆら揺らし始めたり、くるくる回転させても気にしなーい!

ペギー
ペギー
それは、子どもが絵本の世界を楽しんでいる証拠です

好きなようにあつかわせて、子どもの反応を楽しんであげてくださいな。

 

絵本『くるくる』(額田宣彦作)のご紹介でした。

ABOUT ME
ペギー(ヨメ)
ペギー(ヨメ)
ペギー(ヨメ)です。
10年以上、塾の講師として働いていました。幼児から中学生までの子どもたちと接してきた時間は私の貴重な宝物です。こどもたちの可能性は無限大!!
3男児の母となった今、育児に奔走する自分をブログにつづりつつ、これまでの先生としての経験が誰かのお役に立てればいいなと思いブログの更新をがんばっていきます。

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