教育

子どもの学力を知るには、塾のテストを利用すべし!~おすすめの塾テスト3選~

授業を受ける子どもたち

新しい学年・学期が始まってしばらく経ちましたね。もう新しい生活環境に慣れましたか?

我が家の息子達はというと…代わる代わる病気になってしまい、三男坊は一週間まともに保育園に行ったときがあっただろうか??という感じです。

保育園・幼稚園の登園始まりのあるあるですね。そして私もまともに仕事に行けない日々となる…(涙)

 

こんにちは、夫婦ブロガーのペギー@元塾講師です。

 

各塾などでは、夏の生徒募集に向けて動き出す今の時期。「お子様の学力診断いたします!学習相談(面談)もございます!」のような募集文句がチラシやホームページに掲載されているのを見かけたことはありませんか?

 

保護者
保護者
自分の子どもの学力ってどれくらいなんだろう?そろそろ塾に行かせた方がいいのかしら?

保護者の心をくすぐる文言が踊っていると、子どもの勉強についてふと考えてしまうこと、ありますよね。

 

以下は、私が経験した夏募集で問い合わせがあった保護者のお話の一部です。

保護者A:「うちの子、学校では、勉強にそれほど困っている様子はないんですよ。
テストもいい点ばかり取ってくるし、宿題もちゃちゃっと終わらせて遊びに行っちゃうし」

保護者B:「今の学校のテストって、簡単なんですね。うちの子は、テストが早く終わってしまって、途中から待っているのがつまらなかったと言っていましたよ」

保護者C:「学校の勉強は簡単!って言っているから、市販の問題集をさせてみたら、
意味が分からないと言ってやらないんですよ」

 

1学期初旬の学校での学習やテストは、見た目がとても簡単そうです。小学校低学年の場合は特にそう見えてしまいます。

「このままで、うちの子は本当に大丈夫だろうか?」

と、逆に不安になる保護者の気持ち、分かります。

このまま、学校の勉強だけで進めていっていいのだろうか?と思ってしまうのですね。

教育改革が世間を騒がせている中、親として今から何かできることはないだろうか?と思ってしまう気持ちが親心というものなのでしょうか。

 

 

ここで具体的に整理しなければならないのは、

何に対して不安や心配を抱いているのだろうか?

ということです。

 

漠然とした不安は、解決の方程式が見えにくいので、少し解きほぐす必要がありますね。

不安や心配は、何か原因があるのです。逆を言えば、今の状態から抜け出したいという欲求の表れでもあります。

今の状態から抜け出したいという気持ちは、とても前向きな発想ですし、処方箋が分かれば霧から抜け出したように道が見えてくることもあります。

 

まずは、「学校の勉強だけで満足していていいのだろうか」という不安・心配をもう少し具体的なものに置き換えてみましょう。

 

漠然とした不安の原因は、「子どもたちに求められる学力=確かな学力(文部科学省)」ではありませんか?

教室イメージ

文部科学省は、新学習指導要領のねらいの実現を図ることの重要性を感じています。机上の空論になっては意味がないですからね。

 

子どもたちに求められる学力としての[確かな学力]とは、知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や、自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力等までを含めたものであり、これを個性を生かす教育の中ではぐくむことが肝要である。(文部科学省)

なるほど。これまでの、知識重視の学習スタイルを見直して、意欲や主体的に取り組む姿勢を能力として備わらせたいと切に願っているのですね。

 

昨今の学力低下に関する論議は、学力を単に知識の量としてとらえる立場、あるいは思考力・判断力・表現力や学ぶ意欲などまでも含めて総合的にとらえる立場など、学力をどのようにとらえるかの立場の違いにより議論がかみ合っていないと思われる場合もある。本部会としては、これからの学校教育では、[生きる力]という生涯学習の基礎的な資質や能力を育成する観点から、上記の[確かな学力]を重視すべきであると考える。(文部科学省)

「学力」を定義するのはとっても難しいことのようです。さらに、「生きる力」という定義不能な新たなキーワードも登場してきました。

 

ちなみに、「学力」の意味を調べてみると

「学力」とは
一般的に,計画的な学習によって達成された能力,特に認識能力をいう。あるいは,学業成績として示される能力を示すこともある。ただし,学力に関して,一義的に定義づけられるような教育学的なコンセンサスは成立してはいない。それは,学力の概念が,人間観や発達観,教育観や学校観などと深い関わりを持ち,教育や学校に対する時代や社会の要求と相関して多様だからである。(百科事典マイペディア)

「学力」とは
学力低下,基礎学力,学力テストなどと〈学力〉を使う語は多いが,その明確な定義は困難であり,ふつう,やや漠然と,文化遺産の計画的な学習によって獲得した能力を指す。欧米にはこの語にそのまま当てはまる語はない。英語ではability(能力)にふくまれ,またachievement(達成,業績)は第2次世界大戦後,とくに高校入試のアチーブメント・テストとして日本語にとけ込むようになったが,学力と同じではない。(世界大百科事典)

うーむ、なるほどー。

漠然とした心配の原因は、大学入試センターが廃止され、「大学入学共通テスト」が始まる情報が世間で飛び交っているが、うちの子が受験する時期が来た時にはどのような世の中になっているのだろうか?よくわからないなー、未知の世界だなー、正解がないなー

ということをチラっとでも考えたことではありませんか?

 

これからの未曾有(みぞう)の激しい変化が予想される社会においては、一人一人が困難な状況に立ち向かうことが求められるが、そのために、教育は、個性を発揮し、主体的、創造的に生き、未来を切り拓(ひら)くたくましい人間の育成を目指し、直面する課題を乗り越えて、生涯にわたり学び続ける力をはぐくむことが必要である。(文部科学省)

 

未曾有ってなにー??!そんな世の中になっちゃうのー??!

 

私も、息子たちの将来を心配する親の一人です。

どんな世の中でも強くたくましく生きていくために親ができることは何だろうか?

思わずにはいられませんよね。

 

「確かな学力」「生きる力」がどれくらいあるのか、試すことはできないでしょうか?

クエスチョン

文部科学省が大学入試制度を大きく改変しようと試みて数年が経ちます。目標の2020年までもう少し!というところまでやってきました。

大学入試が変わると、高校入試が変わる。
高校入試が変わると、中学校の学習が変わる。
中学校の学習が変わると、小学校の学習が変わる。

大学入試制度の改変は大きな影響を及ぼし、高校、中学、小学校に至るまで波及します。

「大学入学共通テスト」と名付けられた、あれです。大学入学を希望する者に、高校で身につけるべき基礎的な学習の達成の程度を判定する方法を、マークシート形式のセンター入試から記述式形式の新しいものに変更しよう、というものです。

 

評価すべき能力・問題類型等
多様な文章や図表などをもとに、複数の情報を統合し構造化して考えをまとめた
り、その過程や結果について、相手が正確に理解できるよう根拠に基づいて論述し
たりする思考力・判断力・表現力を評価する
設問において一定の条件を設定し、それを踏まえ結論や結論に至るプロセス等を
解答させる条件付記述式とし、特に「論理(情報と情報の関係性)の吟味・構築」
や「情報を編集して文章にまとめること」に関わる能力の評価を重視する。(文部科学省)

要するに、設問において、論理的な思考と表現方法で相手を納得させられるようなプレゼンをしてごらん、ということです。

これって…営業マンが会社でやってる、あれかしら??

 

多様な文章や図表などをもとに、複数の情報を統合し構造化して考えをまとめた
り、…

これって、会社員が会議でプレゼンするっていう、あれかしら??

 

多かれ少なかれ、大人は仕事や家庭において、相手に対して自分の意見を通したり、要求したりするときに、知らず知らずのうちに「プレゼン」をやっています。

 

ペギー
ペギー
ねーねー、〇〇が欲しいんだけどー、買っていい?
ダイキチ
ダイキチ
〇〇がなくても、△△があるから、十分でしょー
ペギー
ペギー
〇〇はねー、とってもいいものなんだよー!△△より馬力が2倍あるし、コンパクトになってるから狭いここにも収納できるしー、金額も高めだから10月の増税よりも前に買っといた方が絶対お得なんだよー
ダイキチ
ダイキチ
10月の増税後も、商品を売りたい店は、セールをするに決まってるよー、メーカーが新しい商品を出したら、それも型落ちになって、もっと安くなるよー、今じゃない!
ペギー
ペギー
ううう…(ちょっと言い返せない)〇〇が手に入ったら、家がもっときれいになるし、毎日が気持ちよく過ごせるし、みんなハッピーになるし!←論理的路線から、精神論に発展するという、女子あるある(笑)

 

こんな会話をしたことありませんか?あれ?!ウチだけ?。

外出先のお店で、熱心にレクチャーしてくれるお店の人や営業マンの話の構成が上手だったり、相手をその気にさせるのが上手な営業マンにはついつい乗せられてしまって、思わず買ってしまったり。

つまり、営業をされている側は「納得して商品を購入したり、その商品をいいな」と思ったりしているんですよね。

これが、プレゼン力です。

 

新しい大学入試制度では、与えられたテーマ(設問)に対し、条件に合わせて記述式で答える能力が求められます。

かなり限られた時間で、読解(設問を理解する)→思考(解答を考える)→記述(文を書く)のステップを踏まなければなりません。

 

大学入試改変に限らず、これからの子ども達は、「知識を増やすことのみで学習が完了するのではなく、得た知識を最大限に活用する能力を身につける」ことが求められます。

 

知り得た商品知識を相手に合わせて解説し、相手の購買意欲をくすぐり、納得して購入してもらえるように説得する力、すなわり、プレゼン力です。

 

プレゼンは相手ありきの技能です。でなければ、ただの独り言。

営業マンであれば、商品の売り上げが評価対象になりますが、学習においては、誰がどのように、どの程度評価するのかが気になるところです。

 

保護者
保護者
うちの子は、どのくらい、知識を活用する力を持っているのだろうか?それを知る方法はあるのだろうか?

 

あります。

 

様々な教育関係の会社が作成しているテストを受験することです。一定の評価を算出することはできると思います。

最近では大学入試改革にともなって、基礎知識の定着を図る従来のテスト問題のみならず、知識の活用力を試すようなテスト(記述式)も作成されています。

図や場面設定などを分析する能力を試すようなテスト、発想力を膨らませるようなテストや、基礎知識をどれだけ引き出せるのかを試すようなテストなどなど。

イメージは、文部科学省が主催する全国学力・学習状況調査のB問題です。あれは、大人が一度は真正面から向き合ってみるべき問題ですね。なかなか唸ってしまいますよ。

 

全国学力調査問題の過去問あります。

 

全国学力調査は、小学6年生と中学3年生が受けるテストです。(受験する学校はランダムに選出されるので、必ずしも全員ではありません)

ただし、調査のためのテストであり、保護者や子どもにフィードバックすることが目的ではありません。したがって、子どもの解答用紙を手に入れることはできず、結果表だけを見ても子どもの状態がどうなのかはよく分かりません。テストの振り返りはできません。そんなテストです。

 

読者
読者
小学6年生や中学3年生以外で、子どもの学力や活用力を試すことはできるのかしら?
ペギー
ペギー
できます。塾などが対外的に実施しているオープンテストを受験することです

 

有名なのは、全国統一小学生テスト(四谷大塚)ですね。年に2回開催され、CMもバンバンながれているのでご存知の方も多いでしょう。

 

全国統一小学生テスト

全国に展開する四谷大塚が提案するあまりにも有名なテストです。しかも無料。
四谷大塚の目的は、受験者リストを手に入れることですが、気にせずに受験を検討してみましょう。

全国統一テストは
学力を測るだけではなく
学力を伸ばすための模試です
日本の将来を担う
全国の小学生・中学生・高校生
を無料招待します。(全国統一小学生テストホームページ)

 

全国統一小学生テスト
対象:小学1~6年生
受験料:無料
実施:年2回(6月と11月)
会場:全国の四谷大塚の指定会場
試験形式:マークシート式
※小学1~2年生は記述式
※初めての子は、過去問で練習しておいた方がよい
試験教科:小学1~3年生は算数・国語
小学4~6年生は算数・国語・理科・社会(算国でも可)
返却資料:個人成績表あり
オプション:対策授業あり(希望者)
申し込み:インターネットでの申し込み可
全国統一小学生テスト ホームページ

 

他にも、塾が内部生に実施しているテストを外部受験できる場合があります。

 

浜学園の公開学力テスト

浜学園は関西大手のバリバリの進学塾です。
外部の子が実力試しに使用できそうなテストは2種類あります。

公開学力テスト
対象:小学1~6年生
受験料:有料
実施:毎月
会場:浜学園の各実施教室
試験形式:記述式
試験教科:小学1~3年生は算数・国語
小学4~6年生は算数・国語・理科・社会(算国理でも可)
返却資料:個人成績表あり
また、半年ごとの「到達度判定成績表」(9月と2月)
オプション:Webにて解説授業あり(小学2~6年生対象、有料)
申し込み:インターネットでの申し込み可
浜学園 公開学力テスト ホームページ

 

各種実力テスト
・小4実力テスト(年1回)
・小5志望校判定模試(年1回)
小5・6国語記述力錬成テスト(月1回:公開学力テストの当日)
※記述力に特化したテスト
・小6合否判定学力テスト(年4回)
・小6学校別オープン模試

ペギー
ペギー
高学年になると、浜学園では中学受験に特化したテストになっていきますね

 

学研の「明日の学力診断」(通称:あすがく)

全国に展開する学研教室が提案する「新しいテスト」です。
大学入試制度改変をバリバリ意識したテスト内容になっています。

予定されている「大学共通テスト」では、難しめの記述式だろうな~というざっくりとした感じはあるのですが、ただの記述式ではない、何かしら新しい要素が盛り込まれているのではないか?と推測されます。

学研が目指すところは、どんな状況下においても、それを自分の力で切りひらいていこうとする前向きな気持ち、努力を続けていくことの大切さをテストをきっかけに考えて欲しい、というところでしょうか。

学研の思いがテストのサブタイトルの「学ぶ力・学んだ力 調査」「学ぼうとする力 調査」という妙なネーミングににじみ出ているように感じます。

ペギー
ペギー
これって、テストの名前なの??

 

採点方法が、〇×だけではなく、アドバイスがついてくるようです。子どものやる気を引き出す工夫が見えますね。

ただし、学研の「明日の学力診断」は、学研教室に通っている生徒に向けてのテストです。ホームページでは外部受験については書かれていなかったので、学研へ直接聞いてみるといいかもしれませんね。

ペギー
ペギー
ちょっとおもしろそうなテストだから、子どもに受けさせてみたいな~

 

「明日の学力」診断
対象:小学1~6年生、中学1~2年生
受験料:有料
実施:年に2回
会場:学研の各実施教室
試験形式:アンケート形式、記述式
試験教科:「学ぶ力・学んだ力 調査」(アンケート形式)、「学ぼうとする力 調査」(記述式)
返却資料:個人成績表あり
返却解答用紙:〇×だけではなく、1問ずつにアドバイスがつく
申し込み:学研教室に通ってからの受験となる
※外部受験の案内は見当たらなかったです。
学研教室 「明日の学力」診断 ホームページ

ペギー
ペギー
テストなのに「アンケート形式」って何?!

 

まとめ

ステップつみき

子どもの学力を知るために、塾のテストを利用するという発想、ありです。

テストを受けさせることで、外向きの子どもの顔を知ることもできますし、子ども自身も自分の特性を知るきっかけになります。

 

各塾が展開するテストは、内部生向きのテストが多いですが、直接問い合わせれば外部受験ができる場合も多いです。(入塾テストを兼ねるという名目で)

有料受験か無料受験かは、塾やテストの種類によって違ってきますが、無料が安かろう悪かろうということもないようですよ。

お近くの塾のホームページやチラシを検索してみて、実際に問い合わせてみると有益な情報が得られます。テストの実施時期が分かれば、時期が近くなったら再度問い合わせればいいですしね。

 

できれば、同じ種類のテストを継続的に受験するをおすすめします。(入塾テストを除く)個人成績表で子どもの成長を確認することができます。これから必要になってくる力を洗い出すこともできます。

漠然とした不安や心配をそのままにするのではなく、見える形に落とし込んでから対策を練るという考え方、私は好きです。

 

これからの子どもたちに求められる学力は、机の上での勉強だけで成り立つものではなく、様々な経験から得られることをいかに自分の中で構築していけるかがポイントとなります。

 

外で思いっきり遊ぶことも大切ですし、机の上での勉強も大切。実力試しに外へ飛び出すことも大切な経験です。

 

子どもを塾に行かせるという発想がなかったという人も、ちょっと発想を切り替えて、塾を利用して子どもの学力を見える化すると思ってみてはいかがですか?

ペギー
ペギー
子どもの学力を知るためにテストを受けさせてみること、おすすめします
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ペギー(ヨメ)
ペギー(ヨメ)
ペギー(ヨメ)です。
10年以上、塾の講師として働いていました。幼児から中学生までの子どもたちと接してきた時間は私の貴重な宝物です。こどもたちの可能性は無限大!!
3男児の母となった今、育児に奔走する自分をブログにつづりつつ、これまでの先生としての経験が誰かのお役に立てればいいなと思いブログの更新をがんばっていきます。

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