教育

子どもに生活習慣を身につけさせる3つのポイント! 指示の出し方・待つ姿勢・誉める心

準備をする習慣

こんにちは、夫婦ブロガーのペギー@元塾講師です。

今まさに、悩んでいます。

子どもに生活習慣を身につけさせるにはどうしたらいいの?

 

朝起きてから保育園に出発するまでの流れや、家に帰ってから寝るまでの段取りなど、毎日毎日同じことのくり返しのはずなのに、いつもいつも同じことを口酸っぱく言わないとやり始めない息子たち@4歳と2歳。

ペギー
ペギー
子どものしつけに悩む一人の親としての瞬間がいよいよ来てしまいました(汗)

 

息子たちには、自分のことは自分でやってほしいですし、毎日当たり前にしてほしいことは言われずともしてほしいと思っています。

ただ、そこに到達するためには親の根気と努力が必要であると改めて考えさせられる、そんなお話になりそうな予感です。

 

子どもに生活習慣を身につけさせたい目的を考えてみる

生活習慣を身につけることを「習慣」とすれば人生を大きく変えることができる

人生が飛躍する
子どものしつけの1つとして捉えられる「子どもの習慣づけ」ですが、そこには親としてのどんな目的があるのでしょうか?

家事をスムーズに進めるため?
お行儀のよい子どもにしつけるため?
子どもの自立した成長を促すため?

どんな目的を持っても構わないと思いますが、決して忘れてはいけないのは子どもの習慣づけは子どもの人生のためであるという前提です。

 

習慣は、身につけ方次第で人生を大きく変える力を持っています。

 

子どもの人生に大きな影響力を持っている「子どもの習慣づけ」。親としてどのように接するべきなのかを、我が子への実践も交えながらお話してみたいと思います。

 

未来
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子どもに習慣を身につけさせたいと思う親は多い

 

前職の塾でのお話です。塾に子どもを預けている親の悩みNO.1は、「毎日勉強する習慣(宿題をする習慣)はどうやったら身につくのでしょうか?」ですよね。

たいていの保護者は口をそろえて言います。

読者
読者
私が宿題やったの?と毎日毎日言わないとやり始めないことに本当に困っています

通信教材の挫折組が塾へ流れてくるパターンが多いのも、この悩みが発端であることが多いですね。

 

当時の私は先生として、「勉強は楽しいものだ」と生徒に思ってもらえるように、分かりやすい解説を心がけたり、小さなことも大きく誉めたり、子どもとのコミュニケーションを重視して対応していました。

おかげで成果を見せ始めた生徒もいましたが、相変わらずという生徒も当然ながらいるわけで…親御さんの悩みや苦労を想像してはいましたが…

ペギー
ペギー
子どもに生活習慣を身につけさせることがこれほど難しいものだったとはー! 

今まさに実感しています。

我が子で実体験してみて初めて知った事実に、少々心がやられそうです( ;∀;)

 

子どもに何かをしてほしいなら、親の意図的行動がカギとなる

子どもへの指示を徹底させたいなら、指示内容は1つずつが原則

ひとつ
私がこの原則を知ったのは、教育実習(母校の中学校にて)のときです。授業を進めるときに気をつけなさいと言われたのは、こんな感じです。

  • 話に集中させたいなら、手を止めさせてこちらに注目させる
  • 板書をさせたいなら、こちらが話を止めて書くことに集中させる
  • 今は何をすべきなのかを明確にさせ、シンプルな指示を小刻みに出す

塾の講師として集団授業を担当したときも、上司から同様のことを教えてもらいました。

 

大人が当たり前のようにやっている「授業(話)を聞きながら板書をする」というのは、子どもにとっては非常に難しい作業です。

なぜなら、子どもは2つ以上のことを同時に行うことが経験上まだ未熟だからです。

 

また、大人は子どもよりも知識が豊富であり、大人はその豊富な知識と照らし合わせながら話を聞くことができますが、子どもはそれができません。

初めてのことだらけの話を聞きながら板書を進めるというのは、子どもにとってハードルの高いことなのです。

 

子どもへの指示を徹底させたいなら、指示内容は1つずつが原則

 

小刻みにスピーディーに明確な指示を1つずつ出すことによって、子どもに飽きの来ない授業を展開することができます。

このテクニックは授業に限ったことではありません。日常生活の中で子どもと接するときも同じです。

「生活習慣として身につけてほしい内容を子どもに教えたい」と思ったときは、特に意識すべき原則です。

いっぺんにたくさんのことを要求してはいけません。

 

子どもを混乱させるような言い回しを大人がやってしまうと、たとえ1か月間毎日同じことを指示したとしても、結局習慣として身につかないどころか、その行為をすること自体が嫌になるかもしれません。

そうなっては本末転倒です。

 

大人が当たり前にやっていることでも、子どもにとっては難しいことはたくさんあります。

子どもに何かをやってほしいときは、子どもの立場に立って指示を出す必要があるのです。

 

子どもへ指示を出したら、できるまで「待つ」

見守る
急いでいるときこそ、「〇〇しなさい!」「△△持って来てー」と子どもに指示を出してしまいますが、すぐに行動に移さなかったり、できずに失敗した子どもに対して怒ってしまうのは逆効果。

子どもが委縮してしまうばかりか、「自分はできない」という記憶がインプットされてしまう可能性があります。

それを積み重ねた子どもの気持ちは…と想像するだけでぞっとしますね。

 

子どもへ指示を出したら、できるまで「待ちましょう」

途中で口をはさんだり、できないからと言って途中でやめさせたりしてはいけません。「待つ」時間まで考えたうえで、子どもへ指示を出すべきなのです。

大人の常識は、子どもにとってはまだ非常識です。「できて当たり前」「やって当たり前」という考え方から脱却しましょう。

 

子どもが指示内容を完了したら、すかさず誉める

誉める
「子どもを誉めましょう」というと、躊躇してしまう大人は多いようです。

なぜでしょうか?

それは、「成功したこと」「成果自体」を誉めようとするからです。

 

子どもがやっていることで、すべて正解で、成功して、大人の手などまったく必要としないことなどあるでしょうか?

ないです。

子どもはとにかく失敗します。間違えます。失敗や間違いから学び方を覚えて成長していくのです。

 

では、どこを誉めるのか?

目の前にいる子どもをよく観察してみてください。

  • チャレンジしてみようとする気持ち
  • 一生懸命さ
  • 指示内容をしっかり聞こうとする姿勢
  • 慎重さ、柔軟さ
  • 成功した一部分
  • 親子で一緒に作業ができた喜び
  • 失敗後、次にどうすればよいのかを考えようとする姿勢
  • 成功、成果  など

その子のそのときの状況によって誉めどころはたくさんあります。たとえ成功や成果が得られなくても、「前向きな気持ち」そのものを誉めてあげることはとても大切なことです。その上で子どもの成功を誉めるとより効果的です。

 

子どもに指示を出すとき、「ここまでできたらすごいよな」「ひとつでも成功したら大したものだよね」と、ある程度の結果を想定しておくと「すかさず誉める」がやりやすくなります。

大人が何も考えずに指示を出すだけだと、結果が返ってきたときすぐに反応できず、子どもの誉めどころを逃してしまう可能性があります。

非常にもったいないです。

 

「誉める」とは、「あなたのことを認めていますよ」と同義

親子の会話
人間の脳は、プラス思考よりもマイナス思考の方が強く記憶に残る特徴があります。何かをしようとするとき「過去のマイナス思考を思い出して、尻込みしてしまう」ことが多々あるのはそのためです。

自分に自信があって生き生きしている人は、「プラス思考をより多く記憶」しており、そのプラス思考を引き出す能力に長けていると言えるでしょう。

自分に自信がないなと思っている人でも、脳にプラス思考をより多く記憶させれば、「思い出される思考そのものがプラスになる」可能性が高くなります。

子どもには「プラス思考」をたくさん記憶させてあげたいですよね。

 

「誉める」とは、「あなたのことを認めていますよ」と同じ意味です

「前向きな気持ち」を誉めることは、「あなたのチャレンジする気持ちを認め、次に期待していますよ」というメッセージになります。

気持ちそのものを誉められた記憶を脳にインプットされた子どもは、「やってみようという気持ちを持つことはいいことなんだ。次もチャレンジしてみよう(ワクワク♪)」と自己成長へつながる発想を持つことができます。

 

自分に自信のある子どもは、どこか生き生きしていますよね。

 

子どもは可能性の塊です。子どもの可能性の伸びしろを作れるのは、一番身近な存在である親です。

大人が子どものことをよく観察して、子どもの成長そのものを感じることができれば、自然と誉め言葉が口をついて出てくるようになります。

 

「誉める」ことが苦手だなと思っている人は、「意識して子どもを観察する」ようにしてみてください。これは大人の頑張りどころです。

子どもを意識して観察することに慣れてくれば、「観察する」が大人の習慣になっていきます。

「子どものいいところ探し」を大人の習慣にすることが、「子どもに習慣を身につけさせる」近道かもしれませんね。

 

できるまで「待つ」を我が子で実践してみた

「自分でやりたい」ブームの息子@4歳

4歳の長男くんは、ママがやっていることを自分もやってみたくて仕方がありません。好奇心の塊とは、こういう目をした子どものことを言うのだと思いましたね。

  • 生卵を自分で割ってみたい
  • ホットケーキを自分でかき混ぜたい
  • 牛乳を自分でコップにつぎたい

初めて「やりたい」と言われたときは、こちらに心の準備がなく「ダメ」と言ってしまいました。

ペギー
ペギー
初めて言ってきたときにやらせてあげればよかった…

 

次に言ってきたときには、手順を含めて指示を出し、できるまで待ちました。

待った結果、こうなりました。

  • ボールに卵の殻が入る
  • ホットケーキの粉が飛び散る
  • 牛乳とコップの距離を誤り大量にこぼす
ペギー
ペギー
途中で思わず口も出してしまっていましたね

 

子どもが自主的にやろうとしているところに口を出すなんて野暮だから、と頭では分かっていても、思わず言ってしまうのが親なのでしょうか。反省。

 

指示して待ってどんな結果になろうとも、とりあえずそのまま受け入れる

掃除する子ども
子どもは失敗をしながら学んでいくものです。失敗すら許されなくなってしまったら、成長の芽を摘んでしまうどころか、「自分はできない」という記憶をインプットしてしまいます。

そんなことを思わせてしまっては子どもが可哀そうです。

たとえ、卵の殻がボールに入ろうとも、キッチンやテーブルを汚されようとも、大した問題ではないと自分に言い聞かせ、「上手にできたね」「今度はどうすれば上手くいくのかな?」と大いに誉めて励ましてあげることが子どもの自信につながる信じています。

 

子どもにやらせたのであれば、たとえどんな結果になろうとも、とりあえずそのままの事実を受け入れることが大切です。

ここで言う「受け入れる」とはただ聞き流したり、見流したりするのではなく、「今後の伸びしろを想像しながら、現状を観察する」という意味を含みます。

「受け入れる」とは非常に能動的な行為なのです。

 

4歳くらいになれば、自分が思うようにできなかったことに気がつきます。失敗したということを瞬時に感じ取ります。

長男くんも初めての時にはどれも失敗しました。4歳ながら落ち込んでいましたね。

それでも、2度目3度目の経験を積み重ねると、3回に1回程度の失敗でおさまるようになってきます。もっともっと練習する機会があれば、成功する確率も高くなっていくでしょう。

 

小さい子どもの方が、失敗に対する抵抗感は少ないです。自分はまだできる、と本心から思っているからです。

チャレンジする気持ちがまだ温かいうちに、できるだけ一緒に経験を積み重ねていきたいと思います…が…そのためには、大人側の心と時間の余裕が必要(汗)

 

仕事上で生徒と接していたときには、生徒ができるまで待ったり、できるようになっていく様子をニコニコしながら見守っていたのに…

ペギー
ペギー
いざ自分の子どもとなると、なかなか心の余裕が保てないものなのですね

近くで見ていてハラハラさせられっぱなしです(汗)

 

油断すると大人は子どもに多くの指示を出しすぎてしまう

ダメ
幼児から小学校低学年の生徒を指導して分かったことがあります。

「指示内容は1つずつ」という原則は、大人側が油断をすると子どもを混乱させる恐れがあるということです。本当に気をつけなければならない原則なのです。

 

小さい子どもは、高学年や中学生に比べて人生経験が少ないです。その分、記憶力や思考力のトレーニングも未熟です。

一度にいくつもの指示や話を記憶にとどめたまま、さらに他の指示を上乗せされると途端にパニックになってしまいます。

そして、「先生に言われた通りにしようと思ったのに、できなかった(涙)」と子どもが感じてしまうと、やる気満々だった楽しいはずの空間が途端に苦痛なものになってしまう恐れがあるのです。

 

しかしながら、親はうっかりと言ってしまいがちのようです。

 

「帰ったら手を洗ってうがいをしなさいね。幼稚園の荷物はどこに置いたの?ちゃんと片づけなさいよ。お弁当箱は台所へ持って行ってね。何かお知らせのお手紙をもらってこなかった?今日は誰と一緒に遊んだの?」

 

指示と質問が混在しているだけでなく、これを一気に言われてしまうと子どもは途端に思考がストップしてしまいます。

そして、指示された内容で自分が理解できるものにだけ反応します。

 

「(手洗いうがいをしながら)今日ね、〇〇ちゃんと△△くんがお休みだったよー。先生が病気でお休みだって言ってたよー」

これは、「誰と一緒に」が「(仲のよい)友だち」を連想させ、友だちの情報のみを報告しようと判断した結果です。親の「誰と遊んだの?」という質問の答えにはなっていません。

 

すると、すかさず指摘の嵐です。

 

「おしゃべりは後で!先に荷物を片づけなさい。幼稚園のバックはどこに置いたの?上着も脱ぎっぱなしじゃない!部屋に持っていきなさい」

 

親の方から質問しておいて、おしゃべりは後で!と話を切られてしまうなんて…しかも、上着のことまで指示が追加されている…

 

こういう日常会話は意外に多いのではないでしょうか?

 

そう言っている私自身も、4歳の息子に対して指示や口数や小言が多くなってきたなーと思うところがあり、初心に戻ろうと思いブログにしたためている次第です。はい(汗)

 

指示が多くなってしまうのは、それが習慣化されていないから

手を洗う
外から帰ってきたら手を洗ったり、荷物を片づけたりするのは当たり前のこと。いちいち親が指示を出さなくても自然とやってほしいことですよね。

つまり習慣ですよね。

でも、親があれして!これして!と毎日同じことを何度も言わなければならないのは、すなわちそれが子どもにとって習慣化されていないからです。

 

外から帰ってきた我が家の息子たちは洗面所をスルーしておもちゃ箱にまっしぐらです。

脱いで裏返しになったままの上着を見ると、抜け殻が落ちているとしか思えません。

脱いだ靴下がくるくる丸まったまま洗濯カゴへ…ダンゴムシ??

ペギー
ペギー
 洗濯カゴへ入れるようになっただけマシか… 

 

やってほしいことをその場で言うよりも、事前に質問しておくと効果的

家に帰ってから、あれやこれやと言ってしまうので、言いたいことがたくさんになってしまうわけです。

帰ってきてから指示を出すのではなく、帰ってくる道中で子どもにやってほしいことを質問しておくのです。

 

ママ「〇〇くんは、お家に帰ったらまず何をするのかな?」

長男「てをあらうー!」

ママ「そう!正解!!」←保育園で「まる!」とか「正解!」と言われているらしく、正解というと喜ぶ。

ママ「手を洗ったら次は何をするの?」

長男「りゅっくをじゅんびするー!」←片付けの言い間違えですが、言わんとすることは分かります。

ママ「リュックを片づけるんだよねー」←やんわりと訂正する。毎日やんわり訂正して、いつか覚える日を待ち望んでいます。

ママ「今日は誰と一緒に遊んだの?」

長男「〇〇くんと△△くんとたたかいごっこしたよー」←男の子はいつも何かと戦っているらしい。

ママ「誰が強かったのー?」←男の子は話を広げるのが苦手なので、会話のきっかけをこちらから作ってあげます。何かにヒットすればおしゃべり気質のある男の子はしゃべり出します。それでも聞かれたことにしか応えない男の子は多いです。ちなみに、女の子は気分がよければ聞かれていないこともずーっと話し続けているそうな。その子によるとは思いますが。

 

家に帰りついたときにこう問いかけます。

ママ「さあ!家に帰ったらまずは何をするんだっけ?」

長男「てをあらうー」

手を洗っている長男の横を素通りしておもちゃ箱へ一目散の次男。お兄ちゃんのおもちゃを触ろうものなら、弟に気を取られて次の行動を見失う長男。

そんなときでもイライラしてはいけない。子どもとして当然の思考回路なのだから。

ママ「あれー?次は何をするんだっけ?」

長男「あっ!りゅっくのじゅんびー」←だから片づけだってば…

長男「せんせいがねー〇〇××、♯♯…」

勝手にしゃべりながら片づけを始めました。

靴下がダンゴムシなのは相変わらずですし、上着も脱いだまま廊下に放置されていますが…今はまだやんわりと指摘するにとどめましょう。

すべてに完璧を求めてしまうと、大人側がイライラしてしまいます。

 

子どもに習慣を促す大人の役割

根気
子どもに習慣にしてほしい内容があるならば、その手順と理由を根気よく教え、1つずつクリアしていけるように促すのが大人の役割です。

大人は人生経験上、複数の動作であっても、瞬時に段取りを把握して行動に移せますが、子どもはできません。なぜなら、子どもはその複数の動作と理由をすべて「知っているとは限らない」からです。

子どもが一度や二度の経験ですべてを把握し、記憶し、理解しているとは限りません。ましてや、段取りを考えて行動するなどはハイレベル級です。

 

しかし、油断していると大人は子どもにハイレベル級を求めてしまいがちです。

 

完璧を求めない。今日1つできたらそれでよしとする。
昨日と同じことがまたできたら、それも十分よしとする。

 

〇〇したら次に△△するのが常識でしょう!とは決して思わないことです。大人にとっては常識でも、子どもにとっては「知らないこと」なのです。

知らないことを「常識だ!」と言われてしまっては、子どもは言い訳もできなくなります。

 

できなかったことや失敗したことに対しては、「これはまだ知らなかったのね」「この前教えたけれど、忘れてしまったのね」と寛大に捉えることが、大人がストレスを抱えない1つの方法です。

 

子どもの「知らない」も受け入れる

知らない子ども
前職の研修で教務インストラクターが言っていた言葉が印象的でした。

「前に学習したことを覚えていないのは、その子にとっては知らないことと同じ。それに対して、この前教えたのにどうして分からないの?!と詰め寄ってしまうと子どもは逃げ場そのものをふさがれたことになる。

子どもの現状を客観的に観察して、適切な言葉がけをしてあげてください

なるほど、知らないことと同じなのか。

そう思った瞬間に、指導に対するストレスが一気に軽くなった気がしたのを覚えています。

 

生徒が同じような問題で何度も質問に来ることは多々あります。

この前も時間をかけて教えたのになーと思うのではなく、この子にとってはまだ吸収できていない、腑に落ちていない問題なのだなと捉え、こちらは初めて質問を受けたような顔と言動を試みます。

 

そうすると、おもしろい反応が返ってきます。

生徒「あー、この前、先生が同じこと言ってたねー」

私(先生)「そうそう、思い出してくれた?思い出してくれてうれしいよ」

これは実話です。

 

ここでのポイントは

  • 同じことを何度質問されても、初めて質問されたような反応をすること
  • 答え方はできるだけ統一すること(余計な補足はいらない)

二度目三度目の同じ質問だと、「この子は分かっていないから、もっと分かりやすく説明しよう」と大人側が身構えてしまい、説明が難解になってややこしくなっていくことがあります。

 

ここには、辛抱強く見守り、待つという姿勢が必要になります。

 

子どもの中に吸収されない内容、腑に落ちない内容は、子どもにまったく届いていないわけではなく、子どもが理解の手前で足踏みしている状態です。

しばらく足踏みをしてから最後の一歩を踏み出す、そんなイメージです。

 

子どもを信じて、最後の一歩を踏み出すまで待つという大人の根気が子どもの成長を見守るということなのです。

 

「根気」と「躍起になる」は違う

大人が子どもの問題を解決しようと躍起になればなるほど、大人側がイライラしてしまい、子どもを信じられなくなります。「何も考えなくていいから、とにかく〇〇しなさい!」とか勢い余って言ってしまっては元も子もありません。

ペギー
ペギー
何も考えなくていいから、なんて間違っても思っても言ってもいけないことです

 

子どもには子どもの理解のペースがありますし、大人の意図を汲み取ろうと一生懸命です。ただ、時間がかかるのです。すぐには浸透しないのです。

 

大人はひたすら待つ姿勢を心がけるのですが、子どもの背中をちょっとだけ押す方法もあります。

 

「やってほしい行動を質問する」のです。

 

「〇〇しなさい」は指示です。初めてのことを教えるときには効果的です。

一方で「△△するにはどうするのかな?」と身につけてほしい習慣を質問するのです。何度かやり取りをしていけば、子どもも応えてくれます。

 

指示するよりも質問する方が、言う側のストレスもずいぶん軽くて済みます。

できなかった場合は「今は足踏みしている状態だな」と思えばよいのです。そう思えば、「いつか最後の一歩を踏み出すだろう」という希望が持てます。

 

毎日毎日指示をしてから行動させる、ということをくり返していると、「言われてから行動する」という間違った解釈をしてしまい、「言われないとしない」習慣が身についてしまいます。

ペギー
ペギー
私の小言が多くなってきたせいで、意図しない習慣が身についてしまうかもしれない(汗)

 

まだまだ言わないと気づかないことが多い息子たちですが、教えたことができるようにもなっています。できることが増えていることに改めて気がつきました。

さっそく明日、誉めてあげようと思います。

そして、いつも怒ってばかりでごめんね、という正直な気持ちも添えておこうと思います。

 

子どもに生活習慣を身につけさせる3つのポイント

  • 子どもに何かをやってほしいときは、子どもの立場に立って1つずつ指示を出す!
  • 子どもが指示内容を実行している間、口をはさまずに見守り待つ!
  • 子どもがやった結果を受け入れ、誉めどころをさがして誉める!
ペギー
ペギー
 口をはさまずに、が意外と難しい。見守り待つのも辛抱が必要で、すぐに「早く」と言ってしまう(汗) 

 

子どもに生活習慣を身につけさせたいと思うのであれば、習慣を身につけることは楽しい!嬉しい!いいことなんだ!と子ども自身に思ってもらうことです。

そのために大人がすべきことは習慣そのものをたたき込むのではなく、習慣を身につけていく子どもの成長を見守り、子どもを誉めることです。

 

子どもの習慣づけは子どもの人生のためである

この前提を忘れずに、子どもと接する日々をなるべくならば楽しみたいと心から思います。

 

我が家でも試行錯誤の子どもの習慣づけですが、寛大な心で子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。

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ペギー(ヨメ)
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ペギー(ヨメ)です。
10年以上、塾の講師として働いていました。幼児から中学生までの子どもたちと接してきた時間は私の貴重な宝物です。こどもたちの可能性は無限大!!
3男児の母となった今、育児に奔走する自分をブログにつづりつつ、これまでの先生としての経験が誰かのお役に立てればいいなと思いブログの更新をがんばっていきます。

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