家事・育児

子どもの風邪に抗生物質は間違い?抗生物質の適正使用について理解を求める小児科医がいます

薬を飲むこども

こんにちは、夫婦ブロガーのペギー@3男児の母です。

子どもを持つようになって、病院に行く機会が増えました。

予防接種でお世話になっている小児科には3兄弟とも足しげなく通いますし、風邪を引いたり、熱が出たりしたときも、まずは小児科です。

 

小児科で診断できないことや処置できないことは他の病院を紹介されます。

耳鼻科や眼科、歯医者など。小さいころに外科的処置が必要になった長男くんは、外科処置が可能な病院を紹介されたこともあります。

お医者さんは、子どもの症状を保護者から丁寧に聞き取り、診察したり検査したりして病気を特定し、適切な薬を処方してくれます。

 

ある日の小児科通いで、ふと目に入った案内文です。

「抗生物質適正使用について」

ペギー
ペギー
抗生物質?薬のことだよね?

日本は、抗生物質大量国だった?!

病気、特に原因がウイルスやアレルギーによるものである場合には抗生物質は効きません。細菌感染症の場合のみ抗生物質(抗菌薬)が効果を表します。(病院内の案内文より)

なるほど。病気の原因になるものには、「ウイルス」と「細菌」があるのですね。

ウイルス性の病気なのか、細菌性の病気なのかは、まったく別物と考えた方がよい、と以前にテレビで見たことがあります。

 

これまで多くの医師(特に日本では)が、「念のため」とか「一応」とか言って抗生物質を処方し(使いすぎ)てきました。また患者さんの中には抗生物質がどんな病気にも効くという間違った認識の方もあり、処方を希望される方もあります。(病院内の案内文より)

ペギー
ペギー
ん?!日本は抗生物質を使いすぎている??薬は病気を治すためのものだよね?!

 

以前に、妹@3児の母とこんな話をしたことがあります。

妹「子どもを風邪で小児科に連れて行っても、なかなか治らないよねー」

私「そーそー、あの薬、効いてんのか効いてないのか分からないよねー。」

「薬=病気を治すもの」と思い込んでいたときの会話です。病気の原因がはっきりしているものに対しての薬は効果的ですが、そうでない場合があることを後々に知ることになります。

 

特に日本では国民皆保険制度や小児の医療費の特性(無料)で自己負担が少ないこともあり、広範囲にどの菌にも効くというな高額の抗生物質を安易に処方する傾向がみられ、その結果薬剤耐性(抗生物質が効かない)問題がますます大きくなってきました。世界の医療から見ても日本の抗生物質処方量はダントツに多く、薬剤耐性に大きく関与していると非難されています。(病院内の案内文より)

国民皆保険制度や小児の医療費負担が少ないことはいいことです。大切な子どもを守るのに、医療費を気にして治療を迷っていては命に関わります。

しかし、物事には表裏があるもので、「病気は薬で治すもの」という発想が抗生物質の処方を後押ししたのかもしれませんね。

私も、以前は「薬=治すもの」と思い込んでいましたが、実は違うようです。

 

抗生物質が必要な病気と不必要な状況をしっかり区別していかなければ薬剤耐性問題は悪化する一方です。ご理解と下さいますようお願いいたします。(病院内の案内文より)

息子たちがお世話になっている小児科の先生の言葉です。

 

「病気=菌を殺す」だけではなく、病気に正しい治療を

この小児科の先生は、子どもの症状を詳しく聞き取るだけでなく、様々な状況(保育園の流行の病気や出かけた先など)からも診断を行います。

先生の口癖は「何の病気かはっきりさせないとね」です。

 

だから、熱の症状に検尿検査を行ったりもします。おしっこの中に体に悪さをしている菌が検出されることがあるらしく、病気の特定にもつながるそうです。

 

嘔吐下痢についても、うんちを持っていけば調べてくれます。というか、

お医者さん
お医者さん
どうして、うんちを持ってこないの?!

と怒られました(汗)

 

この小児科の先生は、薬の処方についても慎重で、特に抗生剤については、病気の原因がはっきりしないと出さない旨の説明を受けたことがあります。

私は、そんなもんなんだーと漠然と考えていましたが、機会があって長男が別の小児科を受診したとき、すぐに抗生剤を処方されました。

その抗生剤に効果がないと分かると、別の抗生剤を処方されました。

私の父が(父は医療従事者です)「その(抗生剤を出した)医者は大丈夫なのか?」と心配していたのを思い出します。

子どもの病気が改善するならいいのでは?と私は思っていたのですが、病院の先生によって薬の処方の仕方には方針があるらしいということに初めて気づきました。

 

ペギー
ペギー
耐性ウイルスのことはテレビで見たことがあったのですが、耐性菌なるものも存在しているらしい

 

しかも、乳幼児時期に菌に耐性がついてしまうと、後々の健康に影響があるとかないとか。

 

参考風邪に抗生物質はありか?なしか?

 

自分の不勉強が悔やまれますが、病気で熱で苦しんでいる子どもを抱えながら、医者と議論する気持ちになれないのも事実です。

 

子どもが元気なときに、子どもの病気やケガについて(大人の病気も同様に)意識をしておくことが大切かもしれません。

 

ペギー
ペギー
先日、次男がドアのすき間に指がはさまるということがありました。幸い、骨折などはありませんでしたが、万が一があったら?!と思い、子どものケガ病気の緊急時の連絡先を再確認し、冷蔵庫に貼って、ダイキチさん(夫)とも確認し合いました

 

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子どもはしょっちゅう風邪を引きます

子どもはいつも鼻水を垂らしています。風邪の症状(セキやのどの赤み)がなくても、鼻水を垂らしていることがあります。

「鼻水が出る」ということは、体が「出せ出せ!」と命令しているのであって、変に止めない方がよいのだそうです。

ということで、「鼻水が多くって」と小児科に連れて行くと、鼻水をだらだら出す用の薬を処方されます。だから、一層鼻水だらだらになります。

ペギー
ペギー
一見元気そうに見えるけれども、風邪は引いているのでしょうね。体はそれを察知して、鼻水だらだら作戦を決行しているのでしょう

 

また、鼻水の培養を採られることもあります。抗生物質が本当に必要かどうかを確認するためです。

検査結果が出るまで2,3日かかるため、その間は抗生剤以外の薬で対応されます。親としては、再び子どもを小児科に連れて行ったりと、二度手間がかかってしまうため好ましくないと思われる保護者もいるかもしれません。

子どもへの薬の処方を慎重にするということは、こういうことなのでしょうね。

 

風邪は自己治癒で治すものです。

身体を冷やさないようにしたり、休養を取ったり、栄養のあるものを取ったり。(←慌ててR-1とかを飲んでみたりしますが、日ごろから飲んでおかないと効果は薄いですよね(苦笑))

 

風邪を治すのは薬ではなく、自己治癒です。薬は、苦しい症状をやわらげるためのものなのです。

  • 菌が鼻の中(体の中)にとどまっていては治る風邪も治らないから、とにかく鼻水を外に出すための薬
  • 痰が絡んだセキをしていると苦しいから、痰を出しやすくする薬
  • 鼻が詰まっていると、眠りを妨げるから、夜に熟睡できるように鼻をすっきりさせる薬(一日一回、寝る前に服用)
    ※眠気が起こる副作用付き
  • 解熱剤は、眠れるようにするためと、熱が抑えられている間に食べ物や飲み物を取りやすくするため

インフルエンザや溶連菌のように、ウイルスや菌の正体がはっきり分かった場合は、それ用の薬を飲んだ方が効果的です。

ふつうの風邪は、自己治癒で治せるように、サポートする薬で体の回復を促します。

 

子どもが熱を出したり、病気になったりすると、親としては早くその苦しみから解放してあげたいと願うあまり、即効性のある薬を望んでしまうのは素直な親心です。

 

日ごろから風邪を引かせないように注意していても、子どもは風邪を引いてしまいます。

休日にはりきって外遊びをさせた翌日に鼻水ズルズルなんてことになって、保育園の先生から指摘されたりすると、親として一気にバツが悪い気分になってしまいます。

ペギー
ペギー
外に連れ出さない方がよかったのか?身体を強くするために外に連れ出したけれど、それは逆効果だったのか?と親として落ち込んでしまいます

 

腸内細菌は無数にあるために、非常に多種類の抗原を持っています。これを利用して、人の体は様々な抗体を作るのです。
生まれつき十分な抗体を作れない子どもさんもいます。先天性免疫不全症といいますが、こういった子どもさんは感染症だけでなく、悪性腫瘍(ガンのことです)の発症率も高いのです。悪性細胞は体の中で絶えず作られています。免疫が十分にあると、体の中でできたとしてもやっつけられてしまいます。
免疫が働くのはカゼだけではないのです。あらゆる病気で必要になるのです。

乳幼児は良くカゼを引きます。(中略)乳幼児期に腸内細菌の十分な教育がないと、アレルギー抗体を作るリンパ球になりやすいと考えられています。

引用「子どもの将来」を考えて診療しているHP

 

子どもは風邪を引きながらも、自分の体を丈夫にしようとしているのです。

子どもに風邪を引かせてしまうのがいいということではありませんが、

大事なのは、風邪を引いてしまったときの対処法です。

 

2歳の次男はしょっちゅう風邪を引いて小児科にお世話になっていますが、4歳の長男は久しく小児科に行っていません。

長男は体が強くなっているようです。

保育園で流行する病気を一つずつ丁寧に、これでもか!くらい拾ってくる息子たちですが…

ペギー
ペギー
そんなに敏感に反応しなくてもいいのに…

長男は確実に体が強くなってきています。次男もいずれは…次に三男坊が控えていますが…(汗)

 

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  • 外出先から帰ったら手を洗う
  • 朝食をしっかり食べる
  • 野菜もきちんと食べる
  • 水分をちゃんと取る
  • 早寝早起きを休日も心がける ← 大人が?!

まずは大人も子どもも生活習慣を整えることが大事です。

 

子どもが風邪を引いてしまったとしても、慌てずに、自分を責めたりせずに、親としてできるお世話を考えましょう。

抗生物質は必要なときに使用し、そうでない場合はそれ以外の方法で風邪を治していく。

 

子どもの風邪が自己治癒で治るまでは時間がかかる場合もありますが、根気よく付き合っていくしかありません。

 

抗生物質の処方に賛否両論ありますが

「抗生物質適正使用について」

このテーマは賛否両論あるようで、医師の考え方や保護者の考え方も様々です。

一昔前までは、「抗生物質は万能だ!」というのが信じられていました。今は、その逆を行く考え方もあり、医師の間でも意見が真っ二つに分かれるようです。

 

大切な我が子の健康に対する心配は尽きることはありません。

ペギー
ペギー
私も心配になって、インターネットで抗生物質についていくつも検索をしてしまいました(汗)

薬とどう向き合って、付き合っていくのか、心配ならば遠慮なく小児科の先生に相談し、少しでもモヤモヤを少なくしたいと思う、今日この頃です。

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ペギー(ヨメ)
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ペギー(ヨメ)です。
10年以上、塾の講師として働いていました。幼児から中学生までの子どもたちと接してきた時間は私の貴重な宝物です。こどもたちの可能性は無限大!!
3男児の母となった今、育児に奔走する自分をブログにつづりつつ、これまでの先生としての経験が誰かのお役に立てればいいなと思いブログの更新をがんばっていきます。

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