教育

習慣を長続きさせたいなら脳をだませ!楽しみ方を工夫するだけで、習慣が人生を変える!

理論的

一度決めた習慣を長続きさせたいと、誰もが思いますよね。

  • 早起きをして一日を有意義に過ごしたい
  • 間食、夜食をなくしてダイエットをしたい
  • 一日の反省を日記に毎日つづりたい

しかし、挫折をくり返してなかなか長続きできないこともしばしば。

別の記事では、習慣を長続きさせるためには「習慣を決めるときに自分の意志を反映させること」が大事であることをご紹介しました。

「やらされる習慣」ではなく、「自分で決めた習慣」を実行すること。

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それでもうまくいかないときは、人間の脳の仕組みを知ってから再チャレンジをしてみましょう。

習慣を変えれば、人生が変わる!

今回は「習慣」を長続きさせるために知っておきたい脳の仕組みと人間の欲求についてご紹介したいと思います。

今の自分と未来の自分の距離を考える

就職活動をするときに自己分析をした経験はありませんか。

自分はいったいどんな人間で、どんな考え方を持っていて、どんなことを望んでいるのかをひたすら考える。

そしてたどり着く、「自分って自己中心的で、飽きっぽくて、あんまり取り柄のない人間だな」という負の感情のループ。

自分で考え、自分で勝手に落ち込んでしまうのは、あなたのせいではありません。人間の脳の仕組みがそのように感じさせてしまうのです。

人の本質は習慣が物語っている

習慣は、自分が無意識にやってしまう癖みたいなもので、潜在意識への刷り込みが形となって現れる言動です。

無意識にやってしまう言動なので、本人が意外に気づいていないことも多いです。

 

自然に笑顔を作ることを習慣にできている人は、「笑顔のステキな人」という印象を与えることができます。心から笑っている、というのがその人の本質なのです。

一方、作り笑顔を習慣にしている人は、顔が笑っていても心が笑っていないので、「なんとなく感じの悪い人」という印象を与えてしまいます。

都合が悪いことに対して、一瞬でもムッとした表情を見せることが習慣になっているのならば、それがその人の本質ということになります。

 

習慣とはその人の本質が現れる瞬間なのです。

 

今の自分の本質は過去の習慣の積み重ねの結果でできています。まずはその事実を受け止めることから始めましょう。

過去は変えられないと悲観することはありません。

たとえ自己中心的だとしても、飽きっぽいとしても、何の取り柄もないなと感じて少し落ち込んだとしても、その事実と向き合った時点で今の自分を変えるための一歩を踏み出しています。

今の自分に気づいたら、未来の自分との距離を考えてみる

今の自分を考えることができたら、次のステップに進むことができます。

今の自分を現在地とするならば、未来の自分は目的地です。目的地へ向かうためには、現在地を知る必要があります。

地図を見るとき、目的地がはっきりしていたとしても、現在地が分からなければ目的地までの距離も移動手段も判断できません。

 

なりたい自分になるための努力の方向性を知るために、今の自分を見つめなおすことは大事な作業なのです。

 

あとは、なりたい自分に少しでも近づくために、「習慣」というスキルを身につけるだけです。

脳は感情を記憶の判断材料にしている

人間の脳は、実に膨大な量のデータ、記憶を蓄積できる能力を持っています。私たちは本来の脳の機能の数パーセントしか活用できていない、なんて話もありますね。

人間の脳は実に優秀なのです。しかし、脳の記憶の仕方にはちょっとした仕組みがあります。

それは、脳は「感情と記憶」をセットでインプットしているということです。

 

過去に勉強や仕事がうまくいったことがある人は、その経験が楽しい感情とセットでインプットされます。そして、楽しいという感情は「やってみよう!」という前向きな気持ちを生み出し、さらに仕事をがんばるようになります。

楽しい仕事と楽しくない仕事が存在するわけではありません。

その仕事が楽しいと判断しているのは自分自身であり、脳であるということです。脳は楽しいという感情と仕事をセットでインプットするため、「この仕事は楽しかった」と記憶されるのです。

人間の脳は、1日に7万回も「楽しい、楽しくない」の判断をしていると言われています。12万回という説もあるそうです。

脳が判断した感情が記憶とともにインプットされ、その感情に裏づけされた習慣が積み重ねられます。その結果がその人の本質であるならば、人間は感情に支配されていると言ってもよいでしょう。

 

しかも、負の感情は強く記憶に残りやすく過去のことを振り返りながら自己分析をしようとすると気持ちがへこんでしまうのは当然の現象なのかもしれません。

 

脳は「楽しい、楽しくない」を判断して記憶します。特に、負の感情の方を強く記憶する仕組みがあります。

事実を知ると、落ち込んでいた気持ちが少し楽になりませんか?脳の記憶する仕組みを理解すれば、ネガティブ思考も自分だけのせいではないと思えます。

 

今の自分から脱却して明るい未来を手に入れたいと思うのであれば、物事のメカニズムを知ることは大いに役立ちます。

脳のメカニズムを知れば、物事を客観的にとらえることができ、次のステップを考えることができます。

脳の仕組みを逆手にとる

一度決めた習慣が長続きせず、挫折した経験は誰もが持っていますが、中には続く習慣もあったはずです。

  • 電車に乗ったらスマホゲームをする
  • 食事の後は甘いものを食べる
  • 給料が入ったら自分へのご褒美の買い物をする

こんな習慣なら続いている人もいるのではないでしょうか。

続く習慣と続かない習慣にはどんな違いがあるのでしょうか。

脳は感情に左右される仕組みを持っている

スマホゲームは楽しいけれども、ダイエットは辛くて楽しくない。だから、楽しいスマホゲームは続く習慣だけれども、辛いダイエットは続かない習慣になってしまう。

楽しいものは続けられるが、楽しくないものは続かない。

これが脳の仕組みです。脳は「好き嫌い」の感情を判断して、私たちの行動に影響を与えているのです。

 

脳は正しさだけで何かを続けさせることはできない仕組みを持っています。

 

そこにワクワクした感情がないと、いくら正しいことでも長続きする習慣を作り出すことはできないのです。

脳の仕組みを逆手にとる方法

人間は楽しいことしか続きません。無理に正しいことを続けようとしても、脳が拒否反応を起こすので長くは続かないのです。

  • 遊ぶよりも勉強をしなければならない
  • 甘いものを控えて健康的な食生活をしなければならない
  • 無駄遣いはせずに貯金をしなければならない

しなければならないことは数多くありますが、それらが長続きしないのはそこに楽しい要素が欠けているからなのです。

 

習慣を長続きさせためには「習慣を続ける努力」ではなく「正しいことを楽しむ努力」が必要なのです。

 

とは言っても、嫌なものを楽しむことは簡単ではありません。

しかし、人間の脳はとてもシンプルにできています。「刷り込みと思い込み」「好きか嫌いか」です。

習慣そのものを楽しむことができないのであれば、「習慣の周辺を楽しむ努力」をすればよいのです。

 

たとえば、英会話スクールへ通うことを習慣にしたいが続けられるかどうかが不安だっとしましょう。

いざ通ってみると、教えてくれる先生がイケメンでステキな先生だったら、その先生に会うために楽しんで英会話スクールへ通うことになるでしょう。

その結果、英会話スクールへ通うことが習慣になり、英語の勉強も習慣化することになります。

 

感情に左右される脳の仕組みを理解することで、仕組みの逆手をとって脳をだましてしまうのです。

そうすれば、「習慣を続ける努力」ではなく、「習慣を続けるための楽しい部分を見つける努力」をすることになります。

辛いと思うことを続けようとすると苦痛ですが、楽しいことを続けようとする努力は長続きさせることができます。

欲求による思考回路のちがい

なぜ、悪い習慣はやめられないのでしょうか。

  • ダイエットをしているのに甘いものを手に取ってしまう
  • 営業の外回りをしているのにパチンコ店に入ってしまう
  • 筋トレをしたいのに居酒屋へ行ってしまう

私たちの行動は「接近反応」と「回避反応」に分かれます。私たちの感情や行動は複雑なように見えて、実は「近づく」か「離れるか」のどちらかしかないのです。

「接近反応」「回避反応」の行動が、習慣が続く人と続かない人の差に表れるのです。

うまくいく人とうまくいかない人の差

うまくいく人は、「必要なことに近づき、不要なことから離れる」行動をします。

うまくいかない人は、「必要なことから離れ、不要なことに近づく」行動をします。

 

英語の勉強をするのに、参考書をいつも手元に入れてすぐに取り出せるようにしているのは「必要なことに近づいている」人の行動です。

一方、英語の勉強をするのに、参考書が机のすみに置きっぱなしのは「必要なことから離れている」人の行動です。

 

ダイエットをしたいのであれば、コンビ二のスイーツの棚には近寄らない「不要なことから離れる」行動が必要になります。

筋トレをしたいのであれば、居酒屋に行ってしまう「不要なことに近づく」行動を改める必要があります。

 

悪い習慣を断ち切り、よい習慣を身につけたいと思うのであれば、「必要なことに近づき、不要なことから離れる」という行動を意識する必要があるのです。

人間の持つ2つの欲求が交錯する

人間には「安楽の欲求」と「充実の欲求」があります。

「安楽の欲求」とは「楽して生きたい」と求める心です。食欲、睡眠欲、性欲の三大欲求の他、物欲や支配欲、私利私欲などがそれです。

「充実の欲求」とは「充実して生きたい」と求める心です。自己実現欲や自己成長欲、価値創造欲や社会調和欲などがそれです。

習慣を作ろうとするとき、この2つの欲求がぶつかります。

 

「習慣を身につけて人生を豊かにしたい」と充実の欲求を追い求める一方で、「努力をするのは辛くて大変だからやめておこう」と安楽の欲求が顔を出します。

安楽の欲求が勝ってしまうと、習慣は長続きしません。

たとえ正しいと思ったことでも、楽をしたいという欲求が強ければその行動をやめてしまうのです。

安楽追求型の人の思考回路

安楽追求型の人、つまり楽して生きたい欲求が強い人は自分で考えて行動しようとしません。

  • 面倒は嫌だ
  • 責任のある仕事はしたくない
  • 新しいことにチャレンジしたくない

その結果、次のような行動が習慣化します。

  • 他人に責任を転嫁
  • 指示がなければ動かない
  • トラブルの処理が遅れ、仕事がうまくいかない

安楽を求める人は、他者に期待する「依存型」の姿勢で生きています。「自分がやらなくても誰かがやってくれる」という思考回路になり、自分で考えて行動することをしないのです。

充実追求型の人の思考回路

充実追求型の人は、自立した姿勢を持ち、どのような環境や条件でも自分の能力と可能性を最大限に発揮し、問題を解決していこうとします。

  • 目的達成のためなら、面倒なことでもやる
  • 責任のある仕事がしたい
  • 新しいことにチャレンジしたい

その結果、次のような行動が習慣化します。

  • 自分が責任を取る
  • 指示がなくても自分で考えて行動する
  • トラブルの処理が早く、仕事がどんどん向上する

充実を追求する人は、自分に期待する「自立型」の姿勢で生きています。他者に依存する生き方とは、まさに正反対です。

 

よい習慣を身につけ、成長するには「充実追求型」の思考回路を持っていることが必要です。充実した人生を送ろうと意識することができれば、誰でも成長することができるのです。

習慣を身につけた先にある未来を想像する

よい習慣を身につけ、人生を切りひらきたいのであれば、「理想の自分を強くイメージ」することです。

1つの習慣を続けるためには、「習慣を身につけることによって自分はこうなりたい!」という思いを強く持つことです。そうでなければ、習慣を続けることは難しくなります。

そして、その思いが強いほど、習慣を長続きさせる成功率は高まるのです。

人は「承認欲求」によってがんばる力を得ることができる

人間には「承認欲求」があります。「自分は誰かに認められたい」という心です。

習慣の難しさは「長続きさせること」です。そのためには多少なりとも努力が必要になります。どんなに努力家の人でも、1人でがんばり続けることは辛いです。

そこで大事なのが、「理想の自分を手に入れたとき、それを見て誰が喜んでくれるか」を想像することです。

人間ががんばるには「自分は誰かに認められている」という承認感が必要だからです。

自分の成果を喜んでくれる家族や友人、上司や同僚、仕事の顧客など、人によって様々な顔が浮かんでくるでしょう。そのイメージをできるだけ具体的にすると、その分だけ習慣を身につけようとする思いが深まるのです。

 

思いの深さと1つのことをくり返す行動が組み合わさったとき、あなたは習慣という大きな財産を手にすることができるのです。

習慣を長続きさせるには理論的な考え方を持つこと

習慣を長続きさせるには、とにかくがんばる!という根性論ではなく、「科学に裏づけされた仕組みを理解して、自分に合った習慣を作り出す」ことです。

 

これまでの習慣を長続きさせられなかった自分を責める必要はどこにもありません。

人間にはそもそも「安楽の欲求」があり、何もしないと「安楽の欲求」が「充実の欲求」に勝るようになっているのです。

 

ダメだと思うことをいつまでもやめられない、と自分を悲観する必要はどこにもありません。

人間の脳は、楽しいと感じることは続け、辛いと思うことを避ける仕組みがあるのです。いつまでもやめられない習慣は、脳が楽しいと判断しているから続いてしまっているのです。

 

習慣を作り出すときは、「こうしなければならない」ではなく、「習慣を身につけて、変化する自分を見て誰が喜んでくれるだろうか」と想像をふくらませることです。

習慣そのものを続けなればならない、と思い込むのではなく、「〇〇するのが楽しいから続けてみようかな」と習慣の周辺にある楽しい部分に意識を向けることです。

習慣を長続きさせるためには、怠惰な自分を律するのではなく、「楽しみ方を工夫する」ことに発想を転換させることです。

 

人間の脳の仕組みや人間の特性を理解することで、それらを逆手にとっていくらでもよい習慣を作り出すことができます。

誰にでもできることを、誰にでもできないくらい続けることができたならば、それが達成感となり、自信につながり、人生を変える原動力になります。

「さぁ!今から新しい習慣を始めましょう!!」

 

だんだんと気持ちが前向きになってきましたね。

習慣を変えれば、人生が変わる!

あなたの人生が幸多きものになりますように。

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ペギー(ヨメ)です。
10年以上、塾の講師として働いていました。幼児から中学生までの子どもたちと接してきた時間は私の貴重な宝物です。こどもたちの可能性は無限大!!
3男児の母となった今、育児に奔走する自分をブログにつづりつつ、これまでの先生としての経験が誰かのお役に立てればいいなと思いブログの更新をがんばっていきます。

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